夜だから、昔あったことでも、暇潰しに見てね
どうもこうちゃんです
自粛お疲れ様です、いかがお過ごしでしょうか
相互フォローさせていただいてる方が怖い話的な事をTwitterのTLに挙げてて、昔あったことをお話ししたくなり投稿しました
私は職業柄集団生活をしています
今の仕事を初めてすぐに出張がありました
もちろん集団生活です
そこで仕事をするときに、日中は少し離れた場所へ移動して仕事をしてました
そこはかなり曰く付きの場所でして、埋め立てる前は合戦場の跡地だったそうです
そしてそれらの御霊を沈めるためにそこには小さな慰霊碑といくつかの小さな慰霊塔があり、毎日お水を替える必要がありました
そしてその場所には夜も見張るために半周交代で勤務しなければならないため当直用の宿舎があります
因みに過去に水の替え忘れが何度かあったらしく
水を替えろと伝えるかのように備え付けのシャワーが捻ってもないのに突然全開で流れだし止めることが出来ない
窓を叩く音がしてふと外を見ると窓中に人の手形が付いていた
宿舎の近くにある喫煙所でタバコを吸っていて、ふと違う建物を見たら明らかに真っ暗なのに2階から女の人と子供のような二人組がじっとこちらを見ていた
等々さまざまな現象が起きて、終いには近隣の家にも同じ様に水が止まらない、水を替えてないだろとの苦情が来るほど本物の場所でした
因みに水を替えた瞬間に現象は落ち着くので、マジで何かが訴えていたんだと思います
私が寝泊まりしていた部屋はトイレに近いところだったのですが、夜寝ているとトイレの水を流すような音が聞こえました
「あ~誰かトイレ行ってんなぁ」
と思っていたのですが、よく聞くと耳元で小川のせせらぎのような水流の音がしていたのです
気味が悪かったのですが無視して寝ようとしたら段々と小川のせせらぎのような音から流れの強い川の音へと変化していき、最終的には周りの音が聞こえないくらいの激しい水流の音になり、それが体感で10分程続いていました
「やべぇ気味悪いしマジで怖い…」
そう思ったのも束の間、突然パッと音が消えました
大きい音を聞いたあとの耳鳴りのようなこともなく、スッキリと、そしてフっと、何事もなかったかのように
そして周りを見渡しました
私以外の人たちは何事もなかったのようにスースーと寝息をたてて寝ていました
私にしかその音は聞こえていなかったのです
しばらく怖くて寝れなかったのですが、気がつくと寝ていて、朝になっていました
恐る恐る同部屋の人に、昨日水が流れる音がしなかったか?しかも長い時間
と聞いても、なんの話だ、誰かがトイレに行っていただけだろう、としか言われませんでした
かなり不気味だったので、仕事場に行きその時の当直の人に昨日の夜何か変なことはなかったか?と聞いたところ
「昨日ねぇ、俺水替え忘れててさぁ、夜寝ようと思ったらシャワーから水が流れ出して、慌てて水替えたよ、夜中だったから外も真っ暗だしマジで怖かったw」
奇しくもこの話の中の時間とタイミングが私が聞いた水の音と合致したのでした
それ以上は良くない予感がして掘り下げませんでしたがそれ以来水を替えることをかなり気にかけました
気を付けてからというものそのような怪現象が起こることはありませんでした
あの日の出来事は何だったのか、今でも怖い思い出の1つです