色々言わせてちょーだい

なんだろ、本来は筋トレやダイエットについて書くはずが、最近は思ったことを書くことが増えてきました、それはそれで、良いのかな。

涙のトッカータ

復活の期待が1番有るのでは無いかという曲ですよね

 

僕としてはあり得ないと思っている

 

知ってる人は知っているがあれは版権だからで有る

 

原曲はポールモーリア

 

言わずと知れたフランスの作曲家で有り音楽家で有りイージーリスニングの第一人者で有り編曲家である

 

元々の原曲の「涙のトッカータ」はフルートを基調としためちゃくちゃ優しく哀愁漂う曲

 

それが何故あんなに楽しく踊り出すような曲調になっているのかというと、GITADORAのTOCCATA の元になる曲調を編曲したのは、ポールモーリアの楽曲をギターでのカバーアルバムとして作成したサーフコースターズのギタリスト中シゲヲ(中重雄)さん

アルバム「NAKS SHIGEO plays PAUL MAURIAT」 

の中でカバーされていた物を元として作られているから

 

ほぼ憶測だけど憶測としては語れないほど曲調が同じだからオマージュと言っても通用するんじゃ無いか

 

まぁ唯一違うとしたら中シゲヲさんのカバーの中で流れる「ウィェェェェン」みたいな効果音が無いことくらい?

 

とは言っても元々が超有名作編曲家で、それをオマージュしてたとしても版権になる

 

超有名作編曲家の曲を日本の有名ミュージシャンがカバーした物をオマージュしたと考えてもGITADORA的な考え(原曲をコンポーザーが演奏した)としても版権扱い

 

尚且つポールモーリアさんは没年が06年なので著作権法に該当する著作者の生存及び死後70年という期間を考えてもバリバリ大人の事情が発生する

 

そう考えたら、余程熱意あるやり方をしないと復活なんて物は無理なのかなぁと思いますね(色々違うところは多いと思うので分かる人はバンバン訂正して下さい)

 

だから、最新の曲を版権で入れてくれること事態有り難いなぁと思う

 

欲を言えば、ユビートとかに回してる費用をGITADORAにも少し回してくれんか

今回の骨折についての情報共有

どうも、こうちゃんです

 

周知の方もいらっしゃるとは思いますが、私今回右足の小指を骨折いたしました

 

状況としては、分解して倉庫に入れていたツルハシを取り出しているとき、違う人が手を滑らして落下したツルハシの尖っている方が僕の小指に直撃、と言うものです

 

勿論激痛でしたし、歩くのもままならないような状態でした

 

その日レントゲンを撮って、病院側の処置としては、薬指と何でも良いから固定しとけば良い、とのことで、絆創膏2枚でぐるぐる巻きにされて終わりでした

 

何も説明も根拠も、僕も知識が無いのでいきなりそんな処置されて明らかに不安になり、本日セカンドオピニオンとして別の病院に行きました

 

結果として診断された傷病名としては

「右5趾末端骨骨折」

と言うものでした

 

医療知識に秀でた方には要らない話しとは思いますが説明しますと

 

今回はたまたま小指でしたが、ようは指の爪の下にある骨が折れたってことです

 

処置としては、経過観察

 

マジで?と思ったんですが医師から言わせると

爪の下にある骨が折れた場合、爪が保護、そして個性する役割を担ってくれるからズレることも無く自然とくっついてくれる、と言うことでした

 

添え木やテーピングで固定することもあるけど、飽くまでも患部が靴とか履いたときに触れて痛い時の保護のためであって、骨折部位の固定のためにするわけでは無いらしいです

 

ただし例外があると言われ

「骨折部位と爪の間に血が溜まってしまった場合、これはホントに泣くほど痛いです、足引きずります、この場合は爪に穴を開けて血を抜かないとずっと激痛が続きますよ」

と言われました

 

医師から言わせれば運が良い骨折らしく、運が良い骨折ってなんや?って思ったけど、とにかく心配する必要がないらしいです笑

 

なので骨折によってはこういった処置の結果もあるよという情報共有として、今回記します

 

教訓として、ツルハシは危ないです

 

 

新たな出会いは億劫なものだが、それを乗り越えた先に見聞が広がる

本日、新しく誘って頂いた楽団での演奏がありました

 

1 花(滝廉太郎)

2 紅蓮華

3 炎

4 新宝島

5 宝島

アンコール パプリカ

 

吹奏楽って良いよね、ジャズもオケも、いいとこ取り、ビッグバンドも通じるところがある

 

2週連続で演奏が続き今月はマジで濃厚

 

そしてファミレスで反省会、皆仲良しな中1人だけアウェー

 

気が付けば談笑が続き5時間は語り合ってた

 

新しい出会いを開拓するのはめちゃくちゃ億劫なんだけど、自分の知らない何かを知れるってのは凄く良いことだし、自分のコミュニケーション能力の向上にもなるし、何よりも成長に繫がるなって実感した

 

そして帰りにこの仕事で1番慕っている人けらの電話

こちらも熱い話になり、昔から行きたい所に行ってるけど、面接で僕の名前を出してくれたらしい

 

「決めるまでは先が凄く長いように感じたけど、決めてからはとんとん拍子だった、やりたいやりたいじゃなくてやると決めると良いよ、俺はシンデレラや」

 

ホントに楽しそうに語ってたんだよなぁ

 

家業を継いで世に広めたい夢もあるけど、今の仕事での目標をまず叶えたい

 

目指せ、静岡への転勤、俺の集大成

 

そうなると新たに出会いを開拓する事になるけどまた俺の見聞が広がる、楽しみで仕方が無い

一期一会って言っても良いことばかりじゃない

やっほー、こうちゃんだよ

 

年の瀬となり、寒さも一層増してきて、いよいよ大晦日っぽい雰囲気になってきました

 

実は私つい先日まで出張で熊本に行っておりました

 

たまたま時期が被っていたしんさんから連絡を頂き、久方振りにお話と食事をする機会もあり、とても充実した出張であったと思います、人との繋がりに感謝です

 

ですが、人との出会いもそんなに良いことばかりでも無いですよね

 

たまたま嫌な人とばったり会ってしまった、こっちは覚えてないけど向こうは覚えてて「あぁ、お久しぶりです、あの時はどうも」と絵に描いた他人行儀で意地でも名前を出さないようなやり取りをする、等々…

 

ホントに様々な出会い、巡り合わせがあるものです

 

 

出張中のある日、煙草を切らしてしまった私は、ローソンへ買いに出かけました

そこは暫く歩かないといけない程離れた所にあるローソン

 

イヤホンガンガンで周りの音を遮り、自分だけの世界に浸りながら歩く道はまるでTGCのランウェイ、はたまたレッドカーペットでも敷かれているかのよう

 

暫く行くとパチンコ店が現れそこには喫煙所が…

煙草を持ち合わせていない私はそんなものには目もくれず、視界に入った目的のローソンへ突き進む

 

そして訪れたローソンへ侵入、まずは店員さんへ一声かけてお手洗いへ、昂る感情を一旦静める

 

申し訳程度に缶コーヒーを手に取りレジへ、そして置いて一言

 

アメスピの黄色、1つ」

 

嘘ですちゃんと番号で言いました

会計を済ませた私はシールの貼られた缶コーヒーと煙草を握りしめて店外へ、その足取りは古武術師範代もたじろぐ脚裁き

 

そしてたどり着いた地上のオアシス、喫煙所

私が千鳥の大悟なら愛する女性よりも強く抱きしめていただろう

封を丁寧に剥ぎ、ありがたく感じながら煙草を咥え火を付ける

 

「この為に歩いたんだ、うめぇ~」

 

非喫煙者には判らないだろうが、しっかり働いた後と飯の後、我慢するだけ我慢してようやく買った後の煙草は格別なのだ

 

これとコーヒーのコンビネーションたるや、たまらないものなのである

 

1本吸い終わり、暫く携帯を眺めていて、また暫く歩くからもう1本吸っていくか、そう思っていたとき、私の死角から急に殺気を感じたのである

 

「何事!?」

 

そう思って殺気を感じた方向へ視線を向けたらそこにはおばさんが立っていた

 

あっけに取られた…時代が時代なら私は気が付かぬまま息の根を止められていた、それくらいあっという間に間合いに入ってきたのである

 

しかもそのおばさん、マスクを付けているのに私に近づいた時には律儀にマスクを顎にかけていた、時代はソーシャルディスタンス、そんなものはまるで無視、その素早さを見せるあなたは星空のディスタンス

 

そして一言言ってきたのである

 

「あのぉ~煙草1本くれませんかぁ?」

 

文字だけ見たら普通だ、しかしそのおばさん、話し方は志村けんの瞳婆さんのようで、見てくれは漫画太郎のおばあさんのよう、そして謎なくらいに歯軋りをしていてとにかく異質であった

 

その人は何も悪くは無い、ただしかし、これら一連の情報量が1秒足らずの間に急激に眼から脳へ送られてしまったので、とにかく異質に感じて仕方が無かったのだ

 

あっけに取られたが、少しいたたまれなくなって煙草を1本譲った

何故がライターはしっかり持っていた

 

火を付けてお礼を言った後そのおばさんは、振り向いてからの初速が余りにも速く中々な速度で私の視界から消えたのだった

 

「煙草の妖精だったのだろうか…」

 

そんなアホなことを考えてその後帰った私は職場の同僚にこの話をしたが、もちろん誰にも信じては貰えなかった

 

あれは夢だったのだろうか…

 

暫くたったある日、職場の上司から

「こないだ例のおばさんに会ったよ」

と、衝撃の一言

 

上司はパチンコ終わりで煙草を吸っていて、吸い終わって帰ろうかとしたときに、全く同じ流れで出会い頭に煙草を要求された事

そして怖くて思わず「吸ってません」と言ったら何も言わず速歩で去って行った事を話した

 

その後見たら、その先にあるローソンの方へ向かい、また戻ってきた、どうやら喫煙所と喫煙所を行き来して喫煙者へ煙草をせがんでいるようだと発覚した

 

後日また煙草を買いにローソンへ出掛けたら、そこの喫煙所は無くなっていた、それが関係しているかどうかはわからない

 

因みに違う上司は私と同じ日に、街の喫煙所でライターの持たない女性へライターを譲ったら飲みに行きましょうと誘われたと言っていた

 

同じ煙草絡みなのにどうしてこんなにも違うのか…悲しくて仕方がない

 

やけ酒したのは黙っといてください

 

 

 

最近になって寒くもなり、コロナに加えてインフルエンザの季節にもなってきました

 

自分がかからないためではなく、人に移さないという意識を持って皆で感染予防に努めましょうね

 

 

あ、あのおばさん…大丈夫かなぁ…

音楽が嫌いな人を見つけるのはこの世で1番の無理ゲーだと思う

本日、約半年、いや、それ以上ぶりに人前でトランペットを吹きました

 

いやぁ、音楽を通じて盛り上がると言うことはとても幸せ、楽しくて、何とも言えない気持ちになりました

 

コロナ禍で何も出来ない昨今、ようやく、ようやく人様に音楽を届けられたことに最大級の感謝をいたしました

 

最高の1日、このために生きてる、このために音楽やってる、そんな気持ちを思い出させてくれました

 

控えめに言ってコロナ滅びろ

人のレールに敷かれた人生は安定性はあるけどスリルがない、自分で決めた道は安定性はないけどスリルがある

どうも、こうちゃんです

 

私このたび転職を考えておりまして

 

実家がラーメン屋なので、勝手に継ぐことを決めました

 

ラーメンと言えばかなりな激戦食

 

痛い通気取りが湧き散らしており、ここ以外は認めない、ここのラーメンが1番だ、と1度当たればコアなど固定客が付くことでも知られておりますが

 

私がなぜ転職を考えて、やってやろうかと決めたかというと(誰も興味無いだろうけど語らせてくれ)

 

本当は高卒の時点で継ぐことを考えていました

 

兄が3人居るのですが、長男は真っ先に家を出て行き、次男もどうしたいのか分からない、3男は1度ラーメン屋を手伝っていましたが結婚して家を出ており意思はあるもののどうなるものやら

 

見ての通り末っ子な私です

 

今の仕事に就いたのは、親の勧めでした

 

高校時代吹奏楽部でトランペットを吹いておりこの先も続けたいと思っていて、今の職場なら楽器も吹けて安定した生活も出来るからどうか、と言われました

 

当時高卒の青二才で自分の意思もなかった私はそうしてみるわと何も考えず決めて、今の職に就きました

 

しかし、入って初日から「道を間違えた…」と自責の念に駆られてしまいました

 

やりたいことをやるためだけに来るべき所ではなかった、と

 

そんなに志が高いわけでもなく、宙ぶらりんな性格の私は、取りあえず周りの空気に流され、蝕され、その時の雰囲気にカメレオンのように色を変化して生活しました

 

現在の職場に赴任してからも、辞めます辞めます、こればかり言ってましたが、ある上司から、そして親から

 

「取りあえず3年は頑張ってみろ、そしたら何か変わるかもしれんぞ」

 

よくある謳い文句

 

惑わされました←チョロすぎ

 

取りあえず耐えてみました、まぁ3年やそこらで変わるわけもなく、辞めます辞めます

 

更に3年後、例の上司から

 

「辞めるのだけは誰でも出来る、大事なのは今置かれている環境から逃げないこと、挑戦すること、納得いって無くて辞めるのなんか勿体ないぞ」

 

はい、アホな坊ちゃんまた惑わされました←チョロすぎpart2

 

取りあえず10年は頑張ろうと決めてましたが、客観的に見たら好きだし尊敬できる仕事ではあるのですが、だからといって自分に合っているのかって言うのは違うのかなと

 

10年やってきて、初心の頃と気持ちが変わってないってことは、合ってないんじゃないのか?っと思いました

 

そして何より1番決め手になったことは

 

「あれ、そういえば俺、自分の人生自分で決めたことないなぁ」

 

でした

 

ホントはあったんです、辞めます、実家継ぎます、という明確な自分自身の意思が

 

ところが流されやすい性格の私は、自分自身の意思という国道があるにも関わらず、ことあるごとにその国道から、誰かが作った側道へと誘導され、何となく見えない目的地に向けてダラダラと車を運転し続けてたんですね

 

そして今考えてみると、2回目に上司から言われた言葉

 

「辞めるのだけは誰でも出来る、大事なのは今置かれている環境から逃げないこと、挑戦すること、納得いって無くて辞めるのなんか勿体ないぞ」

 

確かにそうなんですけど、井の中の蛙井の中の蛙に説法唱えたところでさぁ…、って後からずーっと考えていました

 

駄目なんだよ、シモンみたいに地上に飛び出さないと

 

10年やってきて気持ちが変わるのか、変わるわけもなく、変わったときそれは、多分それは今の現状に置かれてる自分に無理矢理納得させて諦めさせとるだけやないの、という結論に至りました

 

それに今のうちのラーメンのノウハウを完全に知っているのは両親だけしか居ない

 

もうすぐ70歳近く、まだ元気といえども老体なので何が起こるか分からないので元気なうちに聞くしかないですし

 

半端に後悔するくないならこのターニングポイントで決めてしまえと思いました

 

まずは説得からなんですけどね笑

 

それはそうだと思います、我が家初の公務員で安定もして、ネームバリューも箔が付くものですし、俺が自分の子供なら諸手を挙げて大喜びですよ

 

自分の意志で決めたのだったらね

 

昔からジャブは打ってきたつもりなので、そろそろ顎に当たって倒れてくれないかなぁと思ってますが

 

 

今すぐ辞めることは叶いませんけど、1年後か、はたまた10年後か、それともまた惑わされてズルズルといくのか笑

 

ズルズルいくならラーメンの方が良い!

はい、山田君座布団持って行って

 

しかし10年も居たらためらわないかと言われたら嘘になります

 

自分には何もないし、辞めたところでって考えたこともあります

何か資格を取りたいなぁと思っても、何が良いのか、何がしたいのかすらも見当も付かずに居ました

 

何度か転職も考えましたが、もしそれがホントに就きたい仕事であるなら身銭も時間も費やして行動して勉強したんでしょうけど、そうじゃないってことは僕にとってはそれまでのこと

 

今回初めてやりたいと決めて、考えて行動しようと思えたのは僕にとってはそれほどのこと

 

年齢云々もあると思います、もうすぐ30歳、失敗したら終わりだとも分かっています

ともあれ、一度きりの人生、まだ独身だし、丁が吉で半が凶だとしても、どちらに転ぶか賽を振らないとわかりません

 

成功するかしないか、じゃなくて、満足いくかどうか、そんな人生を歩みたいなと思いました

 

足踏みを続けることも大事ですが、一歩踏み込むことも大事

 

今してる仕事、役職、あなた方欠けたら困ることはありますか、辞めたら大きな損害が出ますか

残念ながら私の職場は回ります、損害も出ません、圧倒的な技術、狂いのない作業を身につけている人が抜けない限り、技術職でないなら、非情ですが世の中は回るようになってるのです、私の会社は特に回ります

 

「お前がいないと困るんだよ」は

「お前が抜けたら人が足りなくなるだろ、何考えてんの?」

 

だと思ってます、捻くれてるので

 

だから辞めます、ラーメンやります

その前に貯金してから辞めます←

これも計画のうちなので

 

井の中の蛙、大海に出ようと思います

 

 

 

 

 

 

昔見た衝撃的な光景は、今も色褪せぬまま

どうーも、こうちゃんです

 

今宵は幼少期の思い出でも語ろうかなと思います

 

私の家は祖父祖母(どちらも他界)から兄弟含めひとつ屋根の下で暮らしておりました

 

とは言いつつも両親は自営業で共働き、兄とはかなり歳が離れており、いつも遊び歩いていたためほぼ一人っ子みたいなもんでした

 

そんな私の相手をしてくれていたのは祖父母、主に祖母でした

 

しかしそんな祖父母は、歳老いて(とは言いつつも当時は60代)も元気で、夫婦喧嘩よりも老夫婦喧嘩を見ることが多かったんです

 

ある日の休みのこと、当時小学校低学年の私はやることもなく意味無くソファの上で跳び跳ねるという一人遊びをしておりました

 

私が親だと「スプリングが壊れるけんやめんか!」と怒り散らしてもおかしくない勢いで跳び跳ねてましたね

 

孫思いの祖母がやってきて、晩御飯は何を食べるかと聞いてきたので、大好きだった卵焼きをリクエス

 

楽しみに引き続き跳び跳ねていました

 

幼い子の集中力は異常なもので、それから周りのことなど意に介さず一心不乱に跳び跳ねておりました

 

暫くしたときに「なんか騒がしいな」と思いそちらに目をやると、なんと祖父母が激しい言い争いをしておりました

 

祖父はかなり気性の激しい人で、兄が遊びで山の木を伐採して秘密基地を作っていたところ、勝手に木を切り倒したことに激怒し鉈を片手に可愛い孫を追いかけ回すリアルジェイソンでした

 

勿論怖かったです

 

さすがに幼いながらに気を使い、下手に動くととばっとりを食らうと思い、跳び跳ねるのをやめてその光景を気配を消して見ておりました

 

その突如、おそらく祖母が祖父の逆鱗に触れることを言ったのでしょう

 

それからは一瞬でした

 

祖父は祖母の服の襟首を掴んだかと思うと見事なまでの払い腰を決めてしまいました

 

それだけでもビックリすることなんですが、私が1番衝撃的だったのはその払い腰に対して見事に受け身を取っていた祖母の方でした

 

祖父の影響で幼稚園の時からプロレスが好きだった私は受け身の存在を知っていたので、

「なんで咄嗟にそんな受け身取れるん!?」

という衝撃と、祖父の容赦ない投げという驚きが相まって、ソファに置いてあったクッションに顔を埋めて笑いを堪えました

 

笑うんかい

 

と思ったそこのあなた、仕方ありません、あれは笑います

 

勿論心配もしました

ですが人間、目の前で一瞬のうちに処理しきれない程の情報量の多い光景を目の当たりにすると、笑ってしまうものです

 

投げ終えた後に流石に正気に戻った祖父は無言でその場を立ち去り、祖父が居なくなったのを見計らって深くため息をついた祖母が何事もなく立ち上がり台所に向かう

 

まるで一勝負終えた盟友のごとく、勝負のあとは語ることは何もない、立ったものが勝者だ

 

その光景に止めを刺された私は一時間くらい思い出し笑いが止まりませんでした

 

今考えたらかなり最低な孫だなと思います

 

 

今までの人生でもその日の晩御飯ほど気まずいものはありませんでした

 

 

天国では仲良くやってると良いなぁ