夢について TYPE Y
「夢」
睡眠中あたかも現実の経験であるかのように感じる、一連の観念や心像のこと。睡眠中にもつ幻覚のこと。
将来実現させたいと思っていること。願望。願い。(Wikipediaより引用)
今回題名に使った「Y」であるが、「ヤバイ」の頭文字である。そして今回の話は上記にある説明の前者の夢の話だ。
というのも最近夢を見た、ここ数年でもトップクラスにリアルで生々しくて、いつまでも脳の裏に苔のように貼り付きそれでいて削ぎ落とそうとしても石のように硬く削ぎ落とせない、中々厄介な夢。
前置きではあるが今私は27歳となり、乃木坂46、その中でも「齋藤飛鳥」がめちゃくちゃ好きだ。
好きというと語弊がある、ファンである。
元々乃木坂なんかには全く興味はなかった、アイドル自体は好きではあったが乃木坂と言えばファンも多く、今は居なくなったが当時あまり好きではない同僚が病的に好きだったため、正直うんざりしていたのもあり全く手を出す気になれなかった。
そんな私は昔からYouTubeが好きで良く関連動画サーフィンをしていたのだが、ある日バナナマンのliveをYouTubeで見ていたら関連動画にふと映り込む美少女。
面白いのか?
感動系かな?
癒し系かな?
などという感情は微塵もない。
本能の赴くままその関連動画を押した。
その動画は「乃木坂工事中」という番組の齋藤飛鳥のまとめ動画だったのだが、その動画を開いた瞬間、その時が齋藤飛鳥との、乃木坂46との出会いであった。
AKB48グループの公式ライバルとして立ち上がったので勿論大所帯、はっきり言って普通この手の集団には上と下の差が激しいものだと思っていた。
ところがその動画を見たときに驚愕した。
映り込むもの皆美しい、東大生すらも霞むような偏差値の高さ(顔面のね)
正直私は面食いだ、可愛い人が好きだ、乃木坂を見た瞬間私の面食いセンサーは回路が混雑しオーバーヒートを起こした。
それと同時に心の底から過去の自分を戒めた。
「何を意固地になって敬遠してたんだこの腐れイ○ポ野郎」
と。
まいやん、いくちゃん、なぁたん(その他メンバーは割愛させて頂く)、その中でも私にとって一際輝いて見えたのが何を隠そう齋藤飛鳥だった。
華奢な身体付きではあるがその小さい顔のせいで(壮大な誉め言葉)均等にバランスのとれたスタイルをしている。
それでいてクールで辛辣に物を言うことはあるが実は頑張り屋でめちゃくちゃ燃えることの多い姿を見て萌えてしまい応援することを決めた。
気持ちが悪い?自覚している、今更言うな、むしろ誉め言葉だ。
長々と話したが単刀直入に言うとその齋藤飛鳥が夢に出てきたのだ。
その時点でもうヤバイ。
しかも27歳を迎えてからの話だ。
言っちゃ悪いがこの手の夢でありがちなのはめちゃくちゃエッチぃ夢というパターンが通説なのだ。
憧れの人が夢に出た、Aまでした、Bまでいった、ちょっと待てよCまで行っちゃっていいの大丈夫なの?
ってなるようなもんだ…が…
ある意味これらの流れよりもヤバイ夢だったのだ。
ここから先は、授業で無駄に作った消しカスが500円で売られてる位に需要と商品価値が無いので、ここで一旦締めさせてもらう。
メインで語るはずの筋トレやダイエットの話については内容をまとめる作業がめちゃくちゃちまちまやってしまっているので、ほぼほぼ下らないブログばっかり更新すると思っていて欲しい。
では…毎度乱文失礼する。
ここから先は物好きの部屋だ、鍵は開けていくからマジで読みたい人だけ入って好きにしてくれ…
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ある日私は実家で寝ていた所で目を覚ました。
いつもの布団、ベッドなんかじゃない、床に敷いただけの布団。
いつものように目覚めに伸びと欠伸をした私はいつもではない違和感を感じた。
(…なんか人肌を感じるんやけど…)
良くありがちな目覚めたらそこには幽霊的なショッキングな展開を覚悟して生唾もので布団を捲り上げた。
そこにはいる、確かにいるのだ、長い黒髪で、色白で透き通った肌をした、齋藤飛鳥が。
すまないみんな、ここから先は気持ちを入れるため齋藤飛鳥が皆から呼ばれている「あしゅ」という敬称でいかせてもらう、異論は言わせない。
(…あしゅがいる、しかも布団に、添い寝してた…?てかこれ俺の布団…実家よな…そもそもなんで実家にあしゅがおんの…?)
頭の中はもうPaniCrew、しかしもうその布団は聖域 〜Sanctuary〜
そんなこんなで目が覚めたあしゅが私に向かって言う。
「おはよう」
どきゅーんずきゅーん胸打つ眼差しは挑発的ではなくむしろ恍惚していた、もちろんその眼差しで私も恍惚していた。
しかしふとここで我に帰った。
(いやまてあり得ねぇだろ…なんであしゅが居るんだよ…)
嬉しさは宙を舞い残ったのは焦りのみ。
(…これ…夢…なのか…?)
そう思った瞬間勇者ヨシヒコの仏ヨロシクと言わんばかりに天からの視点に移った。
ここからはもう地獄である。
そう、夢とわかって冷静になった途端に幽体離脱したかのように理性のある自分は視線を天から下界へ向け、欲望と本能に取り憑かれた夢の自分は夢の続きを過ごしている、そんな状況を見ているのである、しかもデレデレとしている過去最高に気持ちの悪い表情をした自分を。
今考えたら寝ゲロをしていなかった自分を褒めてやりたい。
ここから先はもう声は聞こえなかった。出来ることは自由自在に視線の位置を変えられることだけだった。
実家の部屋で、ひとつの布団をシェアしているあしゅと私、それを見ている私。
ふと誰かに呼ばれたのか、あしゅと私は立ち上がり部屋を出た。
何処に行くのかな~と思い歩く二人の後ろに視線をずらし、後をつけていくといくとそこは居間であった。
扉を開けたその先に待っていたのは信じられない光景だった。
(家族皆居るじゃねぇかぁぁぁぁぁぁあっ!)
声は出せない、だがそんなあり得ない光景に心のなかで叫ぶしかなかった。
机を囲み子供と戯れる兄貴夫婦、そこへ笑顔で歩みより戯れるあしゅと私、それを見ている私。
満面の笑みで酒をのみ、めちゃくちゃ楽しそうにあしゅと話す父親、それを笑いながら見ている私、そんな私を下手物を見るような目で見る私。
あしゅを呼ぶ母親、二人で楽しそうに話ながら机へ料理を運ぶ姿を手伝いながら笑顔の私、それをドン引きして見ている私。
(夢なんだから早く覚めろよ…!)
そう思っていても今回の夢は本当に特殊で、夢とわかっていながら、明らかに理性が保たれ意識もあるのにも関わらず目が覚めなかったのである、フレディが出てきたらリアルに死んでいても可笑しくないくらい夢に取り憑かれていたのだろう。
明らかに無茶苦茶な状況だった、何事もなく夢の中で家族に紛れてあしゅがいて、当たり前のように机を囲み皆で楽しそうに話ながら飯を食っているのだから。
これが完全に主観で見れていたならめちゃくちゃ最高な夢だったに違いない、間違いなく幸せだったに違いない。
もう一度言うが今回は違う、ガッツリ俯瞰で見ているのだ。
皆さん誰かに置き換えて同じように想像して欲しい。
余程なナルシストではない限りめちゃくちゃ気持ちの悪い状況なのは容易に想像がつくと思う。
暫くすると食べ終えたお皿を流し台へ持っていき洗い物を済ませた後、またあしゅと私は部屋へ戻っていった。見逃すわけもなく私も部屋へ後をつけていった。
それからあしゅと私は布団へ入りめちゃくちゃ楽しそうに話ていた。
マジでカップルのようだった。
しばらく見ているとなにかに吸い寄せられるように視界がグゥンッ!と天へ吸い寄せられ目を覚ましたのである。
(…やっぱ夢だよな…良かった…マジで…)
安堵のため息をついて気がついた、耳元で何か鳴っている…
鳴っているというより、人の話し声、しかも大勢。
時計を見たらまだ夜中の3時。
夢で見た気持ちの悪い自分という恐怖を冷静に沈めさせ耳元に手をやると、イヤホンをつけていた、思い出したかのように携帯を取るとそこにはYouTubeで連続再生で延々と乃木坂工事中が流れていた。
私は乃木坂工事中を見ながら寝落ちしていた、そしてあしゅが夢に出てきたのだ。
関係性はない、だがしかし、乃木坂工事中を見ながら寝落ちして、その夢にあしゅが出てきたのは紛れもない事実。
全てのTABを閉じて携帯を置き、深いため息を吐いた後、もう一度目を閉じて小さく私は言った。
「マジでそろそろ病気だわ」
長年彼女が出来ないと拗らすとは良く言ったもんだがまさかこんな形で自ら体感するとは思ってもいなかった。
理想ばかりを追い求めるのも良いがたまには現実にも目を向けないとヤバイことになる、という話である。
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やぁ、物好き達よ、よくぞこんな糞みたいな夢を最後まで見てくれた。
エッチぃ展開がある方がまだ健全だったと言うものだが、ただ普通にほのぼの幸せな夢を見ているところに己で己の闇を感じてしまったのだ。
そういう意味で、ヤバイ夢だったのだ。
結局言いたいことは最近彼女出来ないかな、欲しいな、と思っているということだ。
最後に、関係者各位、そして齋藤飛鳥さんを、乃木坂46を応援している方々、本当に糞みたいな内容で名前を使ってしまい申し訳ありませんでした。
しかしこれだけは言わせてください。
私も齋藤飛鳥さんを本気で真面目に応援しています。ふざけているわけでありません。
自分でも信じられませんがこの話、本当にノンフィクションなんですよ…